tomatevertの日記

エコある暮らしに少しづつシフトしているフランス人と日本人夫婦の生き方

大好きなお母さんが事故にあいました

私は6年前の2013年に初めての出産を経験しました。

 

 

それまで独身で何でも自由に行動して好きなもの買って、仕事は嫌になったら辞めて飛行機に乗り込んで逃亡して

 

また日本に帰ってきてボチボチ仕事を探して

 

適当にカフェに行ったりお酒を飲みに行ったり普通に暮らしていました。

 

 

子供を産んで、自由にいかないだらけの人生に足を踏みれて

始めはそれでも1人で出かけたい!と元気も良かった

 

 

育児1年が過ぎて、旦那の故郷フランスに移住をそんな覚悟もなく決めて

新しい土地での生活が始まったら

更に自分時間がなく

頼る人もいなく

 

 

旦那は慣れないフランスでの仕事生活が始まりストレスに包み込まれ

頑張ってる旦那に頼る強さもなかった私は

 

「もう仕方ない」

 

と腹を決めて

ドンドン自信と強さ、優しさを失っていきました。

 

 

 

 

小さな子供を見ることで1日が終わり

只々毎日小さな子供と一緒にぷらぷらして

毎日のように日本に住んでるお母さんに愚痴を言ったりしてました。

 

 

それでも頑張れ!って言ってくれるお母さんは

 

私が日本を離れた時は

寂しさのあまり

気が狂ったように高い送料を出して何十箱ものダンボールを送ってくれて

 

中には日本のお菓子や

沢山の手袋に下着を入れて送ってくれました。

 

 

2人目の出産では

1人でフランスに来てくれて

  産前後の私をサポートしてくれました。

 

 

 

そんな私のお母さんが

今日歩いてる時に交通事故にあいました。

 

 

警察から連絡を受け、これから病院に向かおうとしている

お姉ちゃんから連絡があって

後ろでは甥っ子と姪っ子の泣き声が響いてました。

 

 

お母さんがどういうことになっているのか

私は連絡を待つしかできない状況に焦りと目の前が真っ白で。

 

 

 

私のように海外に移住した人が

家族に何かあった時に駆けつけられない不安があるという話を聞いても

いまいちピンとこなかった私は

 

 

 

離れている家族の大切さを甘くみていた自分を突きつけられた気分です。

 

 

 

 

小学1年生と2歳の子供をどうしようかという問題にぶち当たり

 

2人連れて行くのか。

学校は数ヶ月も休ませてもいいのか。

下の子だけでも連れて行こうか。

お母さんと兄弟と離れ離れは子供に良くないのでは。

じゃー1人で帰るのか。

 

とこの数時間

   悶々としてます。

 

 

 

お母さんは身体中を骨折していて、肺に穴も開いてしまって

目は開くものの声がまだ出せていません。

 

 

頭を強く打ったようで

話しすことに障害が残るかもしれない

自分の名前を言えないことから、記憶が残るか分からない

 

と医者に言われました。

 

 

 

こんな恐ろしい話を

脱力しながら話してくれるお姉ちゃんに

ただ

ありがとう

と言う自分が何なのか分からなくなってしまいそうで

 

 

気を強く持て!と

呪文のように頭の中で呟いています。

 

 

 

今こそちゃんと行動を起こさないといけないんだなと思いながらも

中々

まだ何も決められてない自分を今日だけ許して

 

明日からしっかり色々決めて日本に帰りたい。

 

 

 

お母さんがどんな気持ちなのか

家族みんながどんな思いでいるのか

 

 

全然分からなくて

 

 

お母さんがどんな風に痛いのか

どんな風に車に引かれたのか

 

 

想像もつけない自分がとても居心地が悪く。

 

 

 

 

家族と離れている全ての人が

家族との絆をどう繋げているのか

関係をとてもとても大切にしていることが

 

今まで全然気づけなくて

 

 

 

そんな自分が今家族にできることをちゃんと行動できるように。

 

今日は久しぶりに書くブログに残すことに決めました。