tomatevertの日記

エコある暮らしに少しづつシフトしているフランス人と日本人夫婦の生き方

スーパーのドライブスルー

お母さんになった途端にスーパーに行く事がミッションに感じるようになりました。

 

 

日本に住んでいたとき、周りのママ友達が生協を利用していて。

自宅まで重い食材を配達してもらえる生協は本当に家族の強い味方。

 

 

でも、お値段もそれなりで、毎月赤字の我が家には無縁の世界。

 

毎日エレベーター無しの4階マンションに

 

片手にベビーカー

 

もう片手に買い物袋

 

背中にリュック

 

前抱っこのエルゴに赤ちゃんだった長男。

 

こんなフルコースでせっせと毎日登っていました。

 

頑張って地道な苦労をしても、せいぜい2、3食分の食材しか買えてない状態。

 

 

 

 

フランスへ移住

 

こんな毎日を過ごしていたので、フランス移住が決まっていた私は、この階段生活が終わるという意味で移住が楽しみでした。

 

フランスの田舎町に引っ越して、買い物はマルシェ(市場)か巨大スーパーになりました。

 

小さいスーパーはコンビニ並みに値段が高いのでちょこっと買い忘れ位の買い物で利用してましたが。

 

 

 

 

旅行だったらハイパー楽しいスーパーが戦場化したのは言うまでもありません。

値段を見て、驚くくらいの安いさに、カゴに入れても入れても日本とは比べものにならない安さ!!!

 

 

しかし

激安商品の不味い事不味い事!!!笑

 

 

 

野菜売り場で白菜を見つけて喜んで手に取ったら半分腐っていたり。

勝手に開けられた商品が普通に並んでいたり。

賞味期限が切れてるうどんが売っていたり。。。

 

 

簡単にポイポイカゴに入れられない現実にぶち当たったのです。

 

 

 

 

 

フランスのマルシェが日常になるとはどう言うことか

 

 

そんなわけで、なるべく食べ物はマルシェで買い物をすることになりました。

 

 

フランスのマルシェといえば

沢山の小さなお店が華やかに野菜を並べ

子供から老人まで人々がオシャレなカゴを持って賑わい

見たこともない野菜が野菜らしく並ぶ姿は、

1つ1つの野菜がビニールに入って綺麗に陳列される日本とは別世界で、

眼に映る全てにとてもとても気分が上がりますよね。

 

 

そして何より計り売り。

分からないときは自分でこのくらい。。とかで表現しても買えるけど計り売りを知った時の面倒臭さと言ったら!!

 

 

 

 

 

腹を空かせた2歳の子供と、食に関心のある旦那を待つ私にとって

キラキラしたマルシェは

同じ物を売ってるお店が並んでいるようにしか見えず

違うのは売り子のおじちゃん達。

 

 

時々お店の境目が分からず

「このカボチャはどのオッさんに払ったらいいんだ」

と戸惑うこともあったりややこしい。

 

 

値段もそれぞれ微妙に違うけど、バカ安い野菜はスーパー同様大きな問屋さんから買い付けているお店と理解していい。

そういうお店は大体

「フランス産」「スペイン産」とか書かれているんだけど

 

フランス産って、ここフランスだけどどこのフランスよ笑

 

あくまでマルシェの売りはローカル産です。

  

 

多くのフランス人はローカル産の季節野菜をとても好み、野菜の少ない季節の冬は当たり前の様にりんご、ジャガイモ、ネギ、アンディーブばかり買う。

 

季節外れのものをあまり好んで買わないのも特徴的だなと感じた事があります。

 

 

 

 

そしてマルシェの最大の敵!!売り子が老人となると、特にお婆ちゃん!!!

お釣りを間違えるなー!!!!!!

 

 

暗算が得意な私は

「お釣り違うよ」と何度言ったことか。

 

もう何回もこのくだりをしているとこの店では買わない。

になる。

 

 

日本人だからお釣りを間違えるんじゃない。

計算が苦手なのだ。

 

 

 

 

 

そしてマルシェでのお買い物は 

とにかく自分の目で野菜を見ること!!!

これに尽きる。

 

 

 

お店の人に呑気に注文して袋にボカボカ入れてもらうと、時々半分以上腐ってるっていうこともザラにある。

 

 

なので、自分で見て、私の場合は手に取って選んで買ってます。

 

 

 

信用できるお店だと全部やってもらっちゃうんだけど、

最近の天気怪しいなーって時は

 

ちゃんと入れ物の奥まで見ないと

 

売り子さんも気づかない腐りが発生してる時があります。

 

 

 

 

そして何より買い物中は、当たり前だけど

 

こんにちは!から、さようなら!

 

まで喋り続けなきゃいけない。

普段はなーんてことは無いんだけど、妊娠して気分が落ち込んだ時や、夫婦喧嘩した時のどうしょもない気持ちのまま買い物しなきゃいけない時の辛さといったら。笑

 

 

もーなんでもいいからよこせー!!!!

と言いたくなる日も沢山ありました。

 

 

時々どうしょもなくなってしまい、売り子のおばさんに愚痴ったり。

 

そうしてると何処からか知らない人が混ざりアドバイスなんかしてくれて。

(必ず聞き耳立ててる奴がいる笑)

 

 そんな訳で

フランスのマルシェには沢山のストーリーがあるのです。

 

 

 

 

スーパーでの買い物時間

 

 そして話はタイトルのドライブスルーに。

 

 

 

子供の健康のために買い物にこだわっている旦那が

スーパーへの買い物を担当している我が家。

 

 

しかし、時々子供たちも無駄に行きたがり、連れて行くとお店で寝転がったり走ったり、えらいことになるので上手くいった試しが少ない。

 

 

1人で気楽に買い物に行っても帰ってくるとただただグッタリ。

 そしてそのまま子供と遊んだり、料理をしなくてはならないと言うミッション。

 

 

 

買い物って時間も体力も無駄だなー

 

そうボヤッとは感じていたんです。

 

 

 

 

 

スーパーのドライブスルー 

 

 

フランスにはインターネットで買い物を注文して、指定した日時に車をスーパーに横付けして商品を引き取れるサービスがあります。

 

 

 

利用率も結構高いのだけど、どうしても商品を手に取って物を見て選べないという点で躊躇して利用出来ずにいました。

 

 

ちなみに家まで届けてくれるサービスも存在します。

 

 

スーパーによって、土地によってルールが多少異なるのだろうけど、このドライブは圧倒的に子持ち家族の利用率が本当に高い。

 

 ドライブを利用したからと言って料金が高くなるわけでもないからです。

 

 

 

 

子供も2人になったし、本当に時間が1人の時とは比べ物にならないくらいカツカツになっている我が家。 

 

 

 

悩んで悩んで、やっぱりスーパーの買い物時間をカットするべき!!!

と決断しました。

 

 

 

主婦の人がよく言うキャッシュバック。

キャッシュバックってなに?の未知の世界からいろいろ調べて

 

キャッシュバック利用とネットで買い物を

 

ダブル設定全て完了し

 

さぁ買い物してみるか!!

 

 

 

 

届け日がなんと翌日から選べるのが本当にありがたい。

 

 

 

 そして我が家はBIO商品を多く買うので、ネット上でBIO商品全てに10パーセントの割引設定を。 

 

 

最後支払い時に、キャッシュバックサイトにて10ユーロ割引のクーポンを見つけ合計金額を安くし購入ボタンを!!!

 

 

結局20ユーロくらい安く買い物が出来た。

 

 

 

 

 

画面から買うのに何がいいのか。

 

テクノロジーに慣れてない旦那にはとても耐えられない行為だったようですが、私はカゴに入れた商品の値段がその都度見えるのでとても良かったです。

 

 

商品の内容も見ることができるし。

 

 

そして、何より子供が寝ているときに買い物が出来る。

 

 

 

 

 

 

 

デミリットは何か。

 

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商品を紙袋に入った状態で渡される。

 

 

 

これはイカンです。

 

ゴミを減らすために最近動き出した私としては

 

これはイカンです!

 

次回は全部袋をエコバッグに移して持って帰って来る予定です。

 

イカンイカン。