tomatevertの日記

エコある暮らしに少しづつシフトしているフランス人と日本人夫婦の生き方

なんでも触りたい年頃

2週間の春休み始まり始まり。

 

家の中にいると、息子達は走ったり発狂遊びに夢中になるのでなるべく外に出したい。

毎日家の中と、外で何をするか考えるのが休み中のミッションです。

 

今日は大きな公園まで。

天気が悪かったので他に誰もいなく貸切。

 

子供達大いに遊んで大満足な表情をしていたので

「じゃー帰ろっか」

と車まで戻ろうとしたその時

 

長男が

「マモ!細い蛙がいるよ!見て!」

 

 

 

私は小さい頃のトラウマで、この世の生き物の中で蛙が1番苦手です。

 

でも「細い蛙」と聞いて興味が湧いちゃって

「えー!!珍しいね。見てみようか」と私の中では凄い発言をしたのであります。

 

 

「死んでるけどね!」

と、長男が発したので

は?死んでる?は?どーいう事?

と思ったけど

「死んでるのか〜?」と冷静を装い、苦しい言葉を発したあと。

 

クレジットカード二枚分の大きさの、ぺったんこになった蛙を長男が拾って見せてきた。

 

それは、細いではなくぺったんこになったカエルだ。

 

 

「そんなの触らないで!!!」

 

と叫んだら、その叫び声でビックリした長男。

手に持っていた蛙様を落として

「何で触っちゃいけないの?」

と素朴な質問きましたよ、きましたよ、この恐ろしい質問。

 

「汚いから!!!」

と、ムキになった私。

 

蛙嫌いを克服どころか更に嫌いになってしまい、私の心はえらい傷付きました。

 

その時私の頭の中によぎったのは

「息子がもしかしたら大きくなった時、蛙を取り扱う仕事に就くかもしれないから全否定は出来ない。。。。」(んなわけないだろ)

 

 

「今度カエル触るときは好きに大いに触っていいんだよ。

死んでいようが生きていようがとにかく触りなさい。

でもマモはカエルが大嫌いだから絶対に見せないで!!!

自分は見たくても、見たくない人もいる事分かってね」

 

と、聞いているんだかよー分からん長男に意味不明でタラタラ長い話をしながら家路と急ぐ。

(この時の長男はというと、自転車をこぐことに集中していたので10文字くらいしか聞こえてなかったと思う。しかも「とにかく触りなさい」の部分だけとか。

 

帰ってから次男の愚図りに気を取られている間、旦那がチャッチャと夕ご飯の支度をしてくれ、遅くなった食卓を皆んなで囲む。

 

食事も終わり、デザートのイチゴを手掴みで食べる長男を見たとき

「あれ?死んだカエル触った手、洗ってないよね?今日ナメクジとかめっちゃ触ってたよね?」

と言ったら

青ざめた長男がせっせと手を洗いに走り出した。

 

 

死んだカエルを触っちゃいけない理由ってこれで良くないか?と久々に閃いたけど、きっと手を洗えばいいんじゃないかって言われるので、いらん事言わずに寝かしつけようと思う。

 

春休み始まりました。